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Sillafs

SILLAFS(Social Innovation Laboratory for Local Act through Future Sessions:シラフ)は、フューチャー・セッションを通じた地域活動のためのイノベーション創出を研究する任意団体です。 【Sillafsとは?】 SILLAFSと書いて、シラフと読みます。 今まで酔っ払ってばかりで真面目に物事を考えてなかったんで、、、今度はシラフじゃないといけないかなと。(笑) それは冗談で、 SILLAFSは Social Innovation Laboratory for Local Act through Future Sessions の頭文字をとった呼称です。 Social Innovation Laboratory for Local Act through Future Sessionsは、訳すと、 フューチャー・セッションを通じた地域活動のためのイノベーション創出を研究するところ という意味になります。 目的は社会にイノベーションを起こすこと 方法がフューチャーセッション という訳です。 フューチャーセッションという言葉は、聞き慣れないかと思いますが、今世界的に注目を浴びている話し合いの方法です。 フューチャーセッションの事については、後でゆっくりタップリ、お話しさせていただきます。 【なぜこういった活動を?】 一言で言えば、心酔したからです。 今の社会は色々な意味で限界に来ていると思うんです。 僕はつい去年まで東京の所謂大企業に勤めていました。 会議では、恒常的に難題を議論し、決めていかなければなりません。 10年くらい前までは、結構会議は上手く機能し、対応策がまとまっていたんです。 やるべき事とやってはいけない事、正しい事と正しくない事、そんな判断が、儲かる事と儲からない事の判断とほぼリンクしていたので、意思決定がスムーズでした。 でも、ここに来て、正しい事をやろうとすると儲からない、儲けようとすると何かを犠牲にしなければならないといったように、価値判断や経営判断が複雑さを極めるようになり、色々な事が二元論、つなり善と悪とかYESかNOかで語りきれなくなってきたのです。 そんなこんなで、既存の会議のスタイルや、意思決定の方法に限界を感じていました。 そんな際に出会ったのが野村恭彦さんのフューチャーセッションでした。 野村さんは会議に結論を求めませんでした。 目指すのは「協調アクション」だったのです。 「協調アクション」を簡単にイメージしていただくには、イワシの群れを思い浮かべていただくのが良いと思います。 イワシって、どいつがリーダーで、どんな命令系統であんなダイナミックで統制のとれた動きをしていると思いますか? 大群が巨大なうねりを作り出して、時にはシャチや鯨を追い払ったりしちゃいますよね。 リーダーは誰?どうやって指揮している? 実は、リーダーはいないんです。 従って、命令系統もありません。 なのに何故あんな一糸乱れぬ群れでの動きが出来るのか? 行動科学で、その謎が解き明かされました。 アメリカのアニメーション・プログラマ、クレイグ・レイノルズが考案・作製した人工生命シミュレーションプログラムのboidsなんかが有名なのですが、コンピュータサイエンスの世界で群知能と言って、単純なルールで複雑な群れの行動を説明するという試みがちょっと前に流行したのですが、そこでわかった事は、群れの行動は、 分離(Separation)といって、鳥は他の鳥とぶつからないように距離をとる。 整列(Alignment)といって、鳥は他の鳥と概ね同じ方向に飛ぶように速度と方向を合わせる。 結合(Cohesion)といって、鳥は他の鳥が集まっている群れの中心方向へ向かうように方向を変える。 という単純な3つのルールによって制御できるということなんです。 イワシの群れの行動も、殆ど同じような行動ルールで再現できる事が分かっています。 ちょっと話が専門的になってくるので、このくらいにしておきますが、要は、イワシにはリーダーはいない。しかし、「動きたい」「仲間に近づきたい」「ぶつかりたくない」という一匹一匹が持つ単純なルールによって、美しい「協調アクション」が引き起こされているということなんです。 これからの時代は、リーダーが命令し、全員がそれに従って世の中をよくするという時代ではなく、各自は自分の幸せの為に行動しているだけなんだけど、結果的に協調アクションが生まれていて、世の中が良い方向に動いている という時代なんです。 リーダーシップのイノベーションが起こっているんです。 ちょっとワクワクしませんか? 自分勝手に幸せを探して行動しているだけで、結果的に世の中が大きく変わるんですよ。 フューチャーセッションをやっていると、自分の、そして世の中の「幸せ」の量が、とても増える実感があるんです。 僕はこの新しいリーダーシップのイノベーションに心酔しちゃったんですね。 なので、少しでもこの考え方を多くの人に伝えて、「幸せ」の量が増える実感を味わってもらいたくて。 ちょっと新興宗教みたいですけどね。 ポイントは「幸せ」の量です。 「お金」の量とは違う軸ですね。 【フューチャーセッションとは?】 フューチャーセッションというのは、個人としては自分勝手に幸せを探して行動できるように、でも、同時に社会的には世の中が良い方向に大きく変わるように、合理的にかつ効率的に協調アクションを生むための方法論です。 学問的には、システム・デザイン・マネジメントと言います。 大規模で複雑で不確定要素の多い人間社会のようなシステムを創造的にデザインし、確実にマネジメントするための学問体系およびその実践を表します。 ところで、究極のマネジメントって何だと思いますか? 私の考える究極のマネジメントとは、マネジメントすること自体が不要になること、つまり完全な自律だと思っています。 全てを自分で対処できるようになれば、外からのマネジメントはいらなくなるんです。 個々人は完全に自律的に動き、結果的に社会は協調アクションを起こしている、それを実現する方法論がフューチャーセッションなんです。 フューチャーセッションには大きな3つの特徴があります。 一つ目は、未来志向。 キーワードは「バックキャスト」です。 今までの問題解決型フレームは「今までこうだったね、で今はこうなっている、だから明日はたぶんこうなるね」といった将来予測(フォアキャスト)の発想でした。 フューチャーセッションでは、その考え方を採りません。 「こんな未来がくれば素敵だよねー、でも今はこうだね、だったら僕はこう動くよ!」といった、これからの協調アクションのフレームである「未来をイメージし、そのイメージした未来から今を振返る(バックキャストする)ことで、次に必要な行動を決めるのです。 これは「思考方法のイノベーション」です。 二つ目の特徴は、多様性を認めることです。 フューチャーセッションの最も重要なリソースは「多様性」なんです。 少し前までは、多様性はむしろ邪魔でした。 万人が納得する明確な目標点があり、いかに効率よくそこに到達するかが大事だったのです。 しかし、今は先ほども述べたように、万人が納得する明確な目標点を持てなくなっています。 原発は動かした方が良いのか、廃炉にすべきなのか? エアコンをつけて快適に暮らすことは良いことなのか、罪悪なのか? 挙げたらきりがありません。 もう、今までのような二元論では片付けられない世の中になってしまったのです。 多様な考え方で多様な未来を想定し、多様な手段で多様な未来を創発する。それが協調アクションとなって世の中が変わる。 これからはそんな時代なのではないでしょうか。 三つ目は結論を求めず対話を重視することです。 同じテーマで話していても、相手が変われば対話の内容や方向は色々に変わりますよね。 結論だって変わるんです。 だから、フューチャーセッションでは結論を求めません。 その代わりに、 対話を通じて自分の考えや意見がどうなったのか? その時、その「場」で何が起こったのか? 参加者の中でどんな関係性が生まれたのか? どんな気づきがあったのか? それらを楽しんで、それらを受けて自分は今日から何をします!と行動宣言をします。 そこで宣言された行動が、次に繋がり、協調アクションを生むのです。 まとめると、こうなります。 目的は、個人は自分勝手に幸せを探して行動し、同時に生まれる協調アクションで結果的に世の中が良い方向に大きく変わること。そのために、みんながそれぞれに実際にアクションを起こすこと。 手段は、未来志向と多様性を認めることと結論を求めない対話。 これですね。 後は、それを上手く合理的かつ効率的に進めるための方法論として、フューチャーセッションが確立されつつあるということですね。 【どんな人が参加?】 多様性が大事ですから、もう老若男女全ての方々に参加頂くのが一番です。 ただ、まだまだそこに至るには認知が低いし、敷居も高く感じられていると思います。 だから、まずは ・フューチャーセッション(FUTURE SESSION)に興味のある方。 ・瀬戸内文化圏の振興・人づくりに興味のある方。 ・とにかく何か世の中を良くするために行動したい方。 ・学生、企業人、公務員、起業家、教育関係者、活動家、老若男女問わず、「ワカモノ・ヨソモノ・バカモノ」な方。 と言う風に案内させていただいています。 【実際の様子など】 実は最近岡山ではちょくちょくフューチャーセッションが行われていて、みなさん、少しづつ体験していただいています。 テーマや進行の方法によって、多少様子は違うのですが、概ね皆さんは、 ・楽しかった ・気づきがあった ・会社で使えるかも みたいな感想をくださいます。 僕がファシリテーションを行った時の様子は、SILLAFSのフェイスブックページからご覧いただけますので、パソコンやスマホをお持ちの方は、是非SILLAFSで検索してみてください。 また、山陽新聞さまに非常に分かり易く記事にしていただいています。 7月12日(土)の夕刊の一面トップ記事にしていただいていますので、是非図書館などでご一読頂けたらと思います。 【これからは?】 今年のテーマを「瀬戸内文化圏の未来」を考えることにおき、 約2ヶ月に1度のペースで、 就実大学にて、 FUTURE SESSION@岡山就実大学、瀬戸内文化圏の未来 というセッションを開催します。 これ大事な事なのですが、今回からは「岡山ESDプロジェクト参加事業」です。 岡山ESDプロジェクト重点取組組織に指定していただいているちゃんとした活動ですので、決していかがわしくありません。 安心して参加してください。 参加は、 無料です。 もちろん、お菓子、飲み物、文房具の差し入れ、は歓迎します。 Programは、都度変わります。 【未来の子どもたちへ残したいもの(メッセージ)】 唐突なんですが、日本って、70年間戦争がない国なんですね。 それって、日本人にとっては当たり前の事なんですけど、世界史をひもとくと、過去に70年間平和が続いたある程度大きな国は皆無なんです。 つまり、人類である以上、長く平和を維持する事はとても難しい事なんですね。 人を殺してはいけないとか、他人のモノを盗んではいけないとか、日本人にとってはあまりに当たり前過ぎる事でも、宗教的規範が強く平和教育を殆ど受けていない他国の人にとっては、全然常識ではないんです。 むしろ、自分が生きるために他人を殺す事は当然であり、部族の為に他部族を殺した者は英雄だったり、信仰のために異教徒を抹消することは正義だったりするのです。 自分の家族を殺されても相手を許せるだろうか? 2000年前に先祖がここに住んでいたからといって屋敷を突然知らない誰かに占拠されてもそれを許せるだろうか? 今の私たちでは、まず間違いなく、そういう人たちを許せないと思うんです。 「お前らは間違っている、だから俺たちの常識や正義に従え」ときっと言いますね。 でも、実際には正義や常識が違う人が世の中にはいっぱいいて、その人達の多様性を認めない限り、争いは絶えないということをいつも意識していて欲しいですね。 もう正しい・正しくないの二元論の世界は終わりにして、「みんな違ってみんないい」世の中を認めなければならないということです。 お前はおかしい、だからこの村の常識に合わせろ、矯正しろという考えは少しづつ弱めていって欲しいんですね。 そして、みんなの幸せが増える世の中をイメージして、それに向かって各自が行動していって欲しいです。 そして、結果的に、「みんな違ってみんないい」世の中を実現していってもらいいたいですね。 一言で言えば、それぞれの人の「幸せ」を増やそう! ですかね。 そろそろ「お金」を増やす事が良い事だという常識というか呪縛から解放されても良い時期に来ていると思っています。 【ESDとは?】 ESDとは、一般には、 社会の課題と身近な暮らしを結びつけ、新たな価値観や行動を生み出すことを目指す学習や活動のことです。 例えば、石油を燃やしてエネルギーを得るみたいな、持続不可能な社会の課題を知り、その原因と向き合う。 それらを解決するためにできることを考え、実際に行動する。 そのような経験を通じて、社会の一員としての認識や行動力が育まれていきくということを狙ったものです。 この中で、「問題を解決するためにできることを考え、実際に行動する」ことこそが一番大事なのではないかと思っています。 世間に評論家は沢山居ます。 人のやっていることを批判したり、誹謗中傷したり。 でも、文句を言っているだけでは何も解決しないんですよね。 ベストではないかもしれないけど、自分の出来る事をまずやってみる。 そうしていれば、周りが知恵を授けてくれたり、仲間が集まってきてくれたりする。 自分が何か行動しなければ、そんな事も何も起きないんです。 【ESDとの関わりは?】 正直岡山に来るまで、そして岡山で開催されている市民イベントや朝活などで岡山市で本気でESDを進めている方々と出会うまで、ESDという言葉すら聞いた事もないという状態でした。 しかし、熱い岡山市職員の皆さんに出会って、話を聞くうちに、ESDが Education for Sustainable Development の略であり、岡山が日本における草分けである事、今年ユネスコ国際大会が岡山で開かれる事などを知るに至りました。 常日頃から、今の日本の「お金第一主義」というか金融資本主義を中心とした新自由主義の蔓延に辟易していましたので、今流行の言葉で言う「里山資本主義」を実践している、ある意味世界最先端を走る岡山がESDに力を注いでいる事が、とても腑に落ち、是非協力したい、一緒に何かやりたいと思うようになりました。
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Found: 24.08.2015

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